Sunday, July 09, 2006

姑息的治療の種類

姑息的手術:主に疼痛等の症状を低減する目的で行われる、根治を目的としない手術の全て。
風邪症候群に対する内服処方:解熱、咳止めなどの症状改善を目的とする。検査で原因菌を特定した上での、効果のある抗生物質等の抗菌剤の処方は根治的治療となる。

姑息的治療

姑息的治療(こそくてきちりょう)とは、対象とする疾患の根治を目指す治療以外の全ての医療行為を指す。姑息的とは「一時的な」という意味合いで、主に患者の苦痛の軽減や、一時的な症状改善などの目的で行われる。例としては、風邪症状に対する総合感冒薬の処方が最も一般的に行なわれる姑息的治療である。
重症患者のケースでは根治的治療に入る前の下準備として適応される。姑息的治療によって生命が危ぶまれる状態から脱し、また全身状態を改善させることで自己治癒力を高め、結果として疾患の改善に繋げることを狙いとする。姑息的治療をきっかけに原疾患が完治に至るケースもまれに存在する。
また、ホスピスなどの終末期医療における患者の苦痛軽減(末期癌患者に対するモルヒネの投与など)を目的とした医療行為も姑息的治療に含まれる。
なお、語感が悪い(「姑息」という言葉が「ずるい」という意味に誤解されることが多い)ため、医師側が患者に対しこの言葉を用いて説明することはまず無いが、医学的資料・文献中や医療現場、医学生等の教育の場では通常用いられる言葉である。